音楽理論において、最重要項目がこちらです。
他の項目よりも、最優先で『音程』について理解するべき内容といっても過言でないほど非常に大切です。
よくパート練習や合奏で「音程合わせて!」と怒号が飛ぶことがあります。
けれど、実はこの言葉は正しくありません。
何気なくみんなが使う「音程」という言葉の定義を改めて確認しましょう。
『音程』とは

『音程』とは、2つの音の高さの幅を指す言葉です。
一般的には「音の高さを揃える」という意味で使用されることが多いですが、それは「音の高さ(ピッチ)を揃える」以外に表現する言葉はありません。まずは誤認識を改めてください。
『音程』という言葉は、隣り合う音符同士の音の高さがどのくらい違うのか、もしくは同時に鳴らす音符同士の音の高さがどのくらい違うのかを示す時に使用されます。
度数
では、音の高さの違いをどう表すのか。
それを数値にしたものが『度数』となります。

全く同じ音の高さ同士である音程のことを、『1度』または『同度』という。
同じ音の高さを同時に演奏することを『Unison(ユニゾン)』といいます。
パート練習や基礎合奏で「ユニゾン練習」をするチームが居るかと思いますが、その「ユニゾン」の由来はこの言葉からです。
図のように、音の高さが離れていくほど度数の数値が増加していきます。
一般的には1度から8度までの範囲が頻繁に使用されます。
9度以上の音程も理解できるようになるべきではありますが、重要度は下がります。
『2音間の音程』で詳しく説明します。